上山　康彦

「知る」「学ぶ」そのこと自体が素晴らしい

 

長い間、塾・家庭教師を通して、教育に携わってきた中で、強く感じることがあります。

それは、人間は心のどこかで「なぜ？」「どうして？」という根本的な疑問を抱きながら、その答えを探してきたということです。

子供のころに「お空はなぜ青いの」とか「宇宙の向こうには何があるの？」とか疑問を持ったことはありませんか。それらの疑問は決して「将来の受験に必要だから」という次元のものではありません。純粋に「知りたい」のです。

それは人間の持つ、いわば「真理探究欲」です。本当の答えを知りたい！

「何かの役に立つから」とか、「何かに活かせるから」という、何か直近の目的を超えて、「知る」「学ぶ」ということの尊さを人間は何か感じているのではないでしょうか？

そのような「純粋な学びへの希求」をU塾では大切にしていきたいと感じています。目の前の問題を解決するために必要かどうかのみを判断する生き方でなく、遠い将来を見つめ、広い世界を視野に豊かに生きる人生をこれからの若い世代に託していきたいと自分は考えます。

多くの情報から必要なものを取捨選択する力はAIが遥かに勝っています。もっと根本的なことに目を向け、考えを深めることこそが人間としての素晴らしさではないでしょうか。

そのような意味でU塾では、生徒の「なぜ、どうして」という疑問には徹底的に付き合っていきたいと考えています。テストに出題されないような内容でも、より根本的な疑問は大事にしていきたいのです。

勿論テスト直前は、集中してテスト対策は講じていきますので、その点はご心配なく。ぜひ共に深い学びの時間を共有していきましょう。